【出演者インタビュー:石上真由子】石上真由子ヴァイオリン・コンサート~Going My Way 夢と生きていく~


投稿日:2020/10/29

12月5日(土)石上真由子ヴァイオリン・コンサート~Going My Way 夢と生きていく~ご出演のヴァイオリニスト石上真由子さんにインタビューしました。

〇新型コロナウイルス感染症の影響と自粛期間の過ごし方・京都の様子
石上 これまで時間に追われる生活だったので、実は少しホッとしました
。京都で2年半ほど続けている月1~3回の自主公演(Ensemble Amoibeシリーズ)を、中止する決断をしないといけなくなった時は流石に気落ちしましたが、活動再開後や来年度やりたい企画などを温める時間だ!と割り切って、意外とポジティブに過ごす事ができました。思い切ってジム通いを始めてみたり、夜型の生活を朝型に切り替えてみたり、プールに行ったり、忙しくてしていなかったパンやケーキ作りを再開してみたり、茶道のお稽古を再開したり、音楽面では、レパートリーの開拓や、これまでやりたくても出来ていなかった細々した練習をじっくりできました。
京都は、ここ数年で観光客がかなり増えて、中心地などはちょっとした渋谷状態でしたが、人が一気に減って、昔の京都が戻って来たような気がして少し嬉しかったです。

〇リモート演奏などコロナ禍でも精力的に活動、活動の源とは
石上 Ensemble Amoibe 公演や他出演予定公演の中止を公表した時、ファンの方々から沢山のメッセージをいただきました。「公演の再開を心待ちにしています」「音楽家にとっては苦しい時だと思いますが、石上さんの演奏を生で再び聴けるのを楽しみに私も頑張ります」など、私のことを待ってくれている人がこんなに沢山いらっしゃるのだと実感しました。また、その温かいメッセージに励まされて、ここで留まってはいけない、これからの時代に沿った音楽家のあり方を模索しようと思いました。

〇岩手県にいらしたことはありますか?岩手・釜石のイメージ
石上 実は、岩手へ行くのは今回が初めてです。岩手と言うと南部鉄器や宮沢賢治が頭に浮かびます。釜石は海鮮と日本酒が美味しいイメージがあるので、とっても楽しみです。(笑)

〇釜石のコンサート開催への意気込み
石上 初めての釜石、楽器が繋いでくれたご縁に感謝しながら、釜石の美味しいものをしっかり頂きエナジーをもらって、精一杯演奏します!音楽を介して、素敵な時間をみなさまと共有できるのをとても楽しみにしております。

〇今回のプログラムの聴きどころ
石上 演奏するプログラムは、みなさまにとって耳なじみのある曲ばかりではありませんが、有名かどうかに関係なく、どんな曲にもファンタジーがあり、強いメッセージがあり、音楽は聴く人に力を与えてくれるものなのだということを、今この時代だからこそ余計に、みなさまに感じていただけたら嬉しいです。

〇コンサートを楽しみにしているみなさまへ
石上 活動自粛を経験して、何事もなく公演が開催できる、お客さんの前で演奏できることの有難さを再認識しました。そして芸術は、やはり生活に必要である ということも。みなさまとの時間を大切に、そしてしっかり楽しみたいと思います。みなさまにお目にかかれますのを心待ちにしております!


石上真由子さん

@Kohán Instván

 

 


公演情報
<リンク>石上真由子ヴァイオリン・コンサート~Going My Way 夢と生きていく~

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