ファインディング タイム イン カマイシVol.2
イベント概要
復興途中の景色において写真が出来る事とは何でしょうか。この展示会は、2019年から2022年までの釜石市とのビジュアルカンバセーション(視覚的会話)について展開しています。該当の期間は、ラグビーワールドカップ、新型コロナウイルスの世界的パンデミック、2011年の大地震と津波から十年という節目、長期間の延期の末に開催された夏季オリンピック等があった、過去に前例の無い特別な月日です。展示されている画像は、アナログとデジタルの幅広い範囲のフォトメディアと「リフォトグラフィ(同地点にて別時期に行われる撮影)」という手法によって作られています。展示画像には時の変選が写されていると同時に、撮影者と場所との関係性の違いや変化が見て取れます。ここではどんな画像でも、複雑な時間のネットワークの始点に成り得るのです。
会場にある画像を一枚選んで下さい。それを持って釜石市内にあるその場所を訪れてみて下さい。そして、その場所があなたに何を語りかけてきたのか教えて下さい。お待ちしています。
ギャリーマクラウド&アザーズについて私ギャリーマクラウドは、フォトグラフィを用いて様々な場所について学習するビジュアルリサーチャーです。茨城県の筑波大学にて、コミュニケーションデザイン分野の助教授としてフォトメディアを教えています。「アザーズ」とは、プロジェクトに参加、あるいは他の形で貢献をして下さった人々や、物事を意味しています。又、釜石市に居住する方、釜石を訪問して来た方々が、当展示会にある画像を見て感じた事もその一部です。ここに訪れて下さった方と展示画像との間に生まれた会話(カンバセーション)を、是非教えて頂ければ幸いです。私ギャリー マクラウドまでお気軽にお声掛け下さい。
プログラム
開催日 |
2023年3月28日(火)〜 3月30日(木) |
開催時間 |
9:00(28日14:00) 〜 21:00(最終日18:00) |
会場 |
釜石市民ホールTETTO ギャラリー |
料金 |
無料 |