小川有紀子ヴァイオリン・コンサート~やさしいベートーヴェン曲集~

イベント概要


2月のモーツァルト曲集が好評だったヴァイオリン小川有紀子さんの再演が早くも決定!今度は今年生誕250年を迎えるベートーヴェンにスポットを当て、その魅力を解剖していただきます。ホールAステージ上70席限定のコンサートです。
チケット好評発売中!

新型コロナウイルス感染拡大対策の「3密」を避けるため、広い空間のホールAのステージ上に客席を設置し、客席数を70席に限定して開催いたします。演奏者と同じ空間での響きをお楽しみください。
新型コロナウイルス感染拡大が確認される場合は、延期や中止となる場合がございます。予めご了承ください。

〈電話またはメールでのチケット予約〉
電話またはメールでのチケット予約ができます。
1.希望公演名・お客様のお名前・連絡先電話番号(メールの場合はメールアドレスも)・希望枚数をそえて、TETTOまでお申し込みください。
2.チケット引渡:釜石市民ホールTETTO総合案内窓口にて、現金でお引き換えいただけます。当日のお引き換えも可能です。
3.申込先:釜石市民ホールTETTO|電話:0193-22-2266|メール:info@tetto-kamaishi.jp|メールの方は、お問合せページのメールフォームから、お問い合わせ区分を「TETTO主催公演チケットについて」を選択して、お問い合わせ内容に上記必要事項をご記入いただき送信をお願いいたします。
お問い合わせページ

〇注意点
新型コロナウイルス感染拡大の状況により、公演が中止となった場合のキャンセル料はかかりません。またお客様のご都合によりキャンセルされる場合もキャンセル料はいただきません。
ソーシャルディスタンスを十分に確保するため、当面50席までの販売といたします。予めご了承ください。状況が緩和され次第、残り20席の予約受付をいたします。

 

<スペシャルインタビュー>
小川有紀子さんにベートーヴェンの楽曲の魅力などをお聞きしました

 

―――新型コロナウイルス自粛期間中の過ごし方について
小川 いろいろな公演や講習会が無くなってしまったのですが、使える時間ができたので、これまでゆっくり見ることが無かったテレビのニュースを見たり、先の公演の準備などをしていました。ご飯をしっかり食べる時間が増えたので、私の周りの人間も同じなのですが、ちょっとずつ大きくなっているような気がします。それが一番の問題かもしれません(笑)。また、これまでコンサートで演奏する楽曲に追われて出来なかったエチュード(練習曲)を弾いたりして、基本に立ち返る時間にしていました。主宰するハナミズキ室内合奏団の他のメンバーも、エチュードを練習している人が多いみたいで、基本に立ち返ることはその後の演奏の自信に繋がりますので、みんなしっかりしているなぁと、ちょっとホッとしました。

 

―――今回の公演は、新型コロナウイルス自粛期間後、初めてのコンサートになりますか?
小川 本当の1本目になります。もちろんその街の状況によって文化芸術に対する温度差がありますが、この時期に公演ができるTETTOさんはすごいと思いました。未知の感染症拡大という今回の事態を受けて、クラシック音楽業界は生で楽しむ音楽会は多少減ってしまうと思われますが、無くなりはしないと思っています。

 

―――ピアノ高橋麻子さんについて
小川 私が仙台に来て最初に「一緒にコンサートをしていただけないでしょうか。」と声掛けをしてくださった方で、当時はベルリン芸術大学の留学を終えて帰国した新進気鋭のピアニストとして知られた方でした。非常に骨太なしっかりとした音を弾く方なのですが、お話してみるとファンタジーで、とても楽しいお酒を飲まれる方です。弾いているピアノの音とお酒を飲んでいる姿がリンクしないです(笑)。

 

―――今回“やさしいベートーヴェン曲集”として演奏していただきますが、選曲にあたってのポイントをお教えください。
小川 前回2月のモーツァルトに続いて1人の作曲家にスポットをあて、「やさしい」がキーポイントのベートーヴェン入門編+αとしてお聞かせしたいと思っております。ベートーヴェンと言うと、よく学校の音楽室に飾ってあった、怖そうな、気難しそうな肖像画をイメージされるかと思いますが、その肖像画の気難しいイメージのままに聞こえるかどうか…。「あ、これがベートーヴェンだったんだ」という曲もあると思いますので、そういった発見も楽しんでいただければと思います。

 

―――オーケストラの有名な曲は演奏されますでしょうか?
小川 モーツァルトの場合は、オペラのアリアや交響曲などのオーケストラの曲を、小さい編成に編曲された楽譜が出ていたんですが、ベートーヴェンの場合はものの見事に無いんです。「運命」(交響曲第5番)すらもありませんでした。なので今回はオーケストラの曲はプログラムには入れておりません。お話の中で少し触れてみたいと思います。

 

―――ベートーヴェンの楽曲の印象や魅力や思い入れがある曲をお教えください。
小川 ベートーヴェンって肖像画のイメージのように「難しい」と思われるかと思いますが、ヴァイオリンでは意外と早く、習い始めの小さい頃に「メヌエット」や「ロンディーノ」という曲を弾くんですが、その後は大人になるまで習わないんです。特に今回弾くヴァイオリンソナタ「春」やコンチェルトなどは、かなり大人にならないと習いません。というのも、ベートーヴェンの曲の要素って、ちょっと哲学的であったり、激しいという意味での情熱的だったり、リズムというよりは躍動感だったり、さらにはピアノソナタ「月光」に評されるような癒しだったり。この4つの要素を織り交ぜて音に乗せて演奏ができるようになるには、ある程度、精神年齢がいっていないと成り立たないものだと思います。モーツァルトは、シンプルで明るい音でスカッと弾けば子供の方が上手に聴こえる場合もあるんですが、ベートーヴェンではそれは絶対にありません。それがベートーヴェンの魅力だと思っております。好きな曲は「月光」です。大好きで私もちょっとだけ練習した時がありますが、途中で挫折しました。今回は高橋さんに弾いて頂きますが、私にとって生で「月光」を聞いたのはロンドン留学中のピアノコンサートで聞いて以来。私自身も楽しみにしております。

 

―――演奏の聞きどころについて
小川 ベートーヴェンは、ピアノとヴァイオリンで表現される楽曲がとても多いと思います。それもあってか、ベートーヴェンは歌曲をほとんど残していません。しかも、それぞれの楽曲の充実感がものすごく高く、ピアノとヴァイオリンの占めている役割がとても大きいので、今回はピアノとヴァイオリンの曲でプログラムを作っています。注目の曲は、ピアノソロの「月光」、ピアノとヴァイオリンのソナタの中では一番有名と思われる「春」。それと幾つかあるセレナーデ(夜曲)の中から、「フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナーデ」をピアノとヴァイオリンに編曲したものを抜粋して演奏します。非常に軽やかなメロディで、これがベートーヴェンか?と思われるような雰囲気を持つ曲ですので、ぜひお楽しみいただければと思います。

 

―――公演を楽しみにしている方々へ
小川 生の音には、「温かい」や「冷たい」といった感覚、「悲しい」や「うれしい」といった感情を呼び起こす、心と体の細胞の栄養になるものだと思っております。コンサート実施の連絡をいただいたときは、新型コロナウイルスの影響でことごとく中止になっている最中で、今回の釜石でのコンサートは再開1回目の公演になりますので、大変うれしく思っております。実施すると聞いてピアノの高橋麻子さんは泣きそうになっていました。
私たち演奏家2人は、「うれしい」という気持ちをもって伺わせていただきます。公演にいらっしゃる皆様には、生の音を心と細胞に沁み込ませて、日ごろの活力にしていただいたり、気分転換にしていただいたりといったように、気軽にお越しいただければうれしいです。

 

―――ありがとうございました!

 

プログラム

エリーゼのために
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」より
ピアノ・ソナタ第14番「月光」より
セレナーデより
ほか
※プログラムは変更となる場合がございます。予めご了承ください。

 

出演

小川 有紀子(おがわ ゆきこ) ヴァイオリン
大阪府箕面市出身
4歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業。
東京藝術大学首席卒業、英国王立音楽院の大学院を首席卒業。第36回全日本学生音楽コンクール西日本大会中学校の部第1位。第58回日本音楽コンクール入選。東京現代音楽祭室内楽コンクール第1位、併せて第1回朝日現代音楽賞を受賞。第7回東京国際音楽コンクール室内楽部門第2位、併せてルフトハンザ賞を受賞。英国王立音楽院の大学院へ留学、英国王立音楽院コンチェルトコンクール第1位、ハイドントリオ賞を受賞、メンデルスゾーン協奏曲コンクール第2位、当時の音楽院院長で世界的なチェリストでもあるリン・ハレル氏と数回にわたって室内楽を共演。朝日現代音楽賞受賞記念リサイタル。第28回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール第4位、ジュネーブにて受賞者コンサートに出演。ロンドン・セント・ジェイムズチャーチにてリサイタル。京都アマティホール、四日市四郷地区文化センター等にてリサイタル、NHK-FMリサイタル、竹ノ塚レクチャーコンサート出演。東京文化会館小ホールにて東京でのデビューリサイタル。ヴェルディ文化振興財団より年間最優秀演奏者賞「マイスター」を受賞。日本演奏連盟 山田康子奨励・助成を得て、カザルスホールにてリサイタル。2001年仙台フィルハーモニー管弦楽団入団。セレーノ弦楽四重奏団で原村音楽セミナー「緑の風音楽賞」受賞。緑の風音楽賞受賞記念リサイタル。2017年『小川有紀子リサイタルシリーズ』スタート。これまでに、ヴァイオリンを東儀幸、矢嶋佳子、日高毅、澤和樹、ジョルジュ・パウクの各氏に師事、室内楽の指導を岡山潔氏に受ける。2016年までオホーツク紋別音楽セミナー講師を、また2008年~2016年まで東京藝術大学非常勤講師を務めた。現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団第2ヴァイオリン副首席奏者。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。仙台ヴァイオリンセミナー主宰・ハナミズキ室内合奏団主宰。

高橋 麻子(たかはし あさこ) ピアノ
宮城学院女子大学音楽科、ベルリン芸術大学卒業、モーツァルテウム大学修士課程を論文・演奏ともに最優秀賞で修了。全東北ピアノコンクール第2位、園田高弘賞ピアノコンクール第3位、ローマ・ブッキ音楽コンクール第4位。日演連新人演奏会、読売新人演奏会出演。九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、エマイユ・フィルハーモニックとピアノコンチェルトを共演。自主企画「音楽の旅」演奏会は今年第11弾を開催。仙台を中心に、韓国・ドイツ・オーストリア・チェコ・アメリカにて演奏会多数出演。
京都市立芸術大学講師を経て現在、宮城学院女子大学音楽科・尚絅学院大学非常勤講師、東北文化学園大学特任教授。野沢真弓、浅野繁、林秀光、ハンス・ライグラフ各氏に師事。2008年度宮城県芸術選奨新人賞受賞。

 

 

ダウンロード

小川有紀子ヴァイオリンコンサートチラシ(PDF/2MB)

開催日

2020年7月19日(日)

開場時間

13:30

開演時間

14:00

終演時間

15:45(予定)

会場

ホールA ステージ上 70席限定

料金

チケット発売中

全席自由 一般:1,500円 高校生以下:500円 当日各200円増
【割引】各20%引き
  友の会:会員証提示で2枚まで割引
 シルバー:65歳以上証明書提示で一般チケット1枚まで割引
まとめ買い:10枚以上同時購入で割引
各割引チケットはTETTOのみ取り扱い

※未就学児無料
※コンサートマナーをお守りいただける方ならどなたでもご入場いただけます。小さなお子様をお連れの際は、周りのお客様にご配慮くださいますようお願いいたします。
※前売券が完売の場合、当日券の販売はありません。

プレイガイド

以下プレイガイドでチケット発売中です
【釜石】釜石市民ホール、東山堂釜石事業センター、イオンスーパーセンター釜石店
【大槌】シーサイドタウンマスト
【遠野】とぴあ
【大船渡】サン・リア、リアスホール
【北上】さくらホール
【Web】Confetti(カンフェティ)
Web販売期間:6/27(土) 9:00~7/15(水)23:59会員登録が必要ですご予約後、セブン-イレブン店頭にてチケットをお受け取りくださいクレジットカード決済を選択された場合、チケット受け取りはお申込みより4日後からとなりますお支払いは、Webからお申込の際にクレジットカード決済、またはチケット受け取り時にセブン-イレブン店頭でお支払いの、どちらかをお選びいただけます|以下バナーをクリックすると販売サイトに移動します
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お問い合わせ

釜石市民ホールTETTO
TEL:0193-22-2266  mail:info@tetto-kamaishi.jp

備考

【駐車場について】
当ホールには、専用駐車場がございません。車でご来場の際は、市営大町駐車場など近隣の有料駐車場をご利用くださいますようお願いいたします。

【大町駐車場割引券サービス】
公演当日、ホール総合案内にチケットと大町駐車場券を提示いただくと、駐車1時間サービス券を2枚進呈いたします。ぜひご利用ください。

主催等

【主催】釜石市民ホールTETTO
【共催】釜石市
【後援】釜石新聞社
【協力】(株)ハナミズキ音楽事務所